空き家を抱える人にとって、空き家を相続する人がいない、でも家を解体する費用もないと悩む人も少なくありません。また簡単に解体と言っても100万以上かかることもあります。中には100万円までなら補助をしてくれる地方自治体もありますが、そういった自治体は多くはありません。

また特定空き家に認定された場合、税金軽減措置の対象外となり、自治体より指導や命令が入るようになります。今までは空き家の持ち主が分からないといった問題がありましたが、今は固定資産税の納税情報を活用できるようになったため、簡単に家主を調べることが可能になりました。

そういった点から今までは「空き家のままにしておいておく」ことが一番だったのが「なんとか手を打たないといけない」といった状況に変化していきました。

では、古くなった家をどうすればいいのでしょうか?

注目したいのがよく最近耳にするリノベーションという言葉です。リフォームという言葉は皆さんもよくご存じだとは思いますが、リフォームは老朽化した建物を新築と同じような状態に戻すことを言います。リノベーションは新築時よりもさらに向上させ、建物の価値を高めることを意味します。

賃貸のマンションや物件は誰もが快適に感じるように無難に設計されていることがほとんどです。リノベーションは大胆に改造することで万人受けしていた物件を個性的に変え、そういった個性的な物件を求めている人から人気を集めています。リノベーションの良いところは新築で個性的な物件を作るのに比べ費用が安くすむことが出来ます。また自治体によっては補助金の交付を受けることが出来ることもあるので、リノベーションを考える人は補助金制度についてよく調べることが必要です。

実家の両親が高齢となり老人ホームに入居したが、自分はすでに住宅を購入済みで住むことが出来ない、また思い出の土地なので手放すことが出来ないといった人もいるかと思います。そういった物件をリノベーションすることで個性的でおしゃれな物件にし、空き家を生まれ変わらせ賃貸として貸し出すことも可能となるのです。

リノベーションなんておしゃれな人がするものと思っていた人も一度検討してみるのもいいかもしれません。